冷凍都市のくらし、アイツ姿くらまし

独立して5年経った個人事業主のあれこれ

他人は何があっても絶対に裏切る

悲しい話だが、人は裏切る。

 

余裕で裏切る。

 

平然と裏切る。

 

笑いながら裏切る。

 

当たり前のように裏切る。

 

絶対に裏切る。

 

と、短いながらも自分の人生の中で経験を積んで理解した。

 

例え、こちらが相手のことを一切悪く思っていなくても。

むしろ、大切に思っていたとしても。

 

人は裏切るのだ。

 

例えば、ある人にとって、どんなに自慢の妻でも、実は旦那デスノートとかに日々隠れて「旦那死ね」って書き込みまくってたとか本当によくある話だと思う。

 

他にも世間に蔓延りまくる不倫とか浮気も最たるものだ。

 

素敵な笑顔の裏で他人に陰口・悪評をバラまいていた、なんてのも日常茶飯事だ。

 

金の為に、性欲の為に、立場の為に、ストレス発散の為に、人は人を裏切り続ける。

 

そういう意味では、家族でさえも、所詮は他人である。

 

そういう相手(主に過去の友人達)に面と向かってブチギレ&ガチギレを散々かましてきた俺は、結局悪者にされて周囲から人がいなくなることを何度も経験した。

 

結局そうなると、人にもう期待しなくなるしかない。

 

どんなに洗練されたジェントルマンだろうが、どんなに貞淑な貴婦人だろうが、根っこはとんでもない裏切り者なんだ、と想定しておくしかない。

 

どんなに気が合った人間も、どんなに調子のいい笑顔で笑う人間も、何かあれば即座に自分を裏切ると考えておいて何一つ損はない。

 

そして、露見する裏切りなんて序の口で、露見しない裏切りこそが最も性質が悪いのだ。

 

「心の底から信頼しあえる関係」というのは基本的に幻想でしかない。

 

30年一緒にいようが、50年一緒にいようが、小さな裏切りが一つでもあれば、積み上げた信頼は全て崩れていくし、再構築をするまでに要する時間は、軽く元の数倍は必要となる。

 

ただ、自分が裏切ってもいいとは思わない。

 

出来る限り、潔白清廉であろうとは思う。

 

人に対して、お互い知っている他人の悪口を一切言わない様にするとか、他人から人や物を掠め取らないとか、人を騙さない嘘を吐かないとか、そういう至極当たり前の事ね。

 

そして、他人に対しては、一切期待しない方がいいんだと学んだ。

 

個人的には、よくある「オレが〇〇してあげたんだからお前も〇〇しろよ」みたいな能動性の強要は、するのもされるのも押し付けがましくて凄くイヤなのだが、「他人が嫌がることはしない」みたいな受動的なものは、普遍の民度や道徳として当然のように人間全員に備わっていて欲しいのだが、そうもいかない。

 

自分はそうしているのだから、相手もそうしてくれるはずだと思うと、裏切られた時の怒りとダメージがとてつもない。

 

そもそも、期待していなくとも、自分は相手を傷つけないように努力しているのに、相手は自分を平然と傷つけるというのは、あまりにも不平等で一方的な状況なのだが。

 

そういう状況にならないようにする為には、事前に、相手が裏切ったら相手に対して何らかのデメリットが発生する仕組みを構築しておくしかない。

 

仕組みが構築できないような関係なら、もう諦めるしかない。

 

そういう場合、裏切られた時に怒りに任せて恫喝しまくったり報復しまくったりすると、その凶暴性が周囲に流布されてしまうことも何度も経験してよく分かった。

 

よくそういう時は次の裏切り者を出さない為に徹底的な報復が大事とか言うけどさ、それってその後も周囲の人間がそう簡単に変わらない会社組織における、しかも権力者側とかに限っての話だと思うんだよね。

 

対等かつ烏合の衆の友達コミュニティとかの場合、そういう徹底したところを出したとしても「あ、こいつのことは裏切らないようにしよう」なんてならないで逆に「うわドン引きだわ」で一人また一人と離れて終わりだからな。

 

だから、そうなりたくなかったら、裏切った相手を静かに切るしかないのだろう。

 

なんで常に裏切らない側が裏切る側の為にこんなに手間暇かけて事前に色々考えたり備えてなけりゃいけねーんだよクソボケ!とも思うが、仕方ないんだよなぁ。

 

世の中には自分のことしか考えない裏切りクズ野郎が多すぎる。

 

そして、こういうことを、ゆくゆくはどうやって子供に伝えていけばいいのか悩み中。