冷凍都市のくらし、アイツ姿くらまし

独立して5年経った個人事業主のあれこれ

昔からの友達がほぼいなくなった理由

個人事業主になり、結婚し、子供が生まれ、環境が変わったから。

 

それも勿論あるが、それ以上に決定的かつ明白な理由がある。

 

それは、間違いなく俺がキレたからだ。

 

過去にマジギレしたことがある奴は、ほぼ全員友達からいなくなった。

 

ついでに、マジギレしてる時に周囲にたまたまいた他の友達もいなくなった。

 

意外にマジギレして喧嘩になったことはほとんどない。

 

大抵、その場は相手に平身低頭で謝られ、それで終わる。

 

だが、もう二度と友達ではなくなる。それだけだ。

 

そう、この年はこのコミュニティで、あの年はあのコミュニティで、といった具合に、あらゆるコミュニティでマジギレし続けた結果、あらゆる友達がいなくなっていったのだ。

 

ちなみに、あくまで俺の一方的な意見だが、俺は理不尽にキレたことはほぼない。

 

何かしらの相手からの能動的なアクションを受けて、それに対してキレているだけだ。

 

ついでに、俺は友人関係を築く際、極力相手に失礼にならないように心掛けている。

 

言葉は常に選ぶし、自慢はしないし、何なら自分の嫁が妊娠した時も「もしそれをいま友人らに報告して、後のち万が一流産などになった場合、その結果もいずれ聞かれれば友人らに報告しなければならないだろう。もしそうなったら、それを聞かされた相手も反応に大変困るだろうし、空気も悪くなってしまうかもしれない。だからちゃんと何事もなく無事に生まれてから子供が生まれたことを事後報告しよう」と思ったし、実際そうした。

 

また、「事後報告をする際も、相手が実は裏では不妊治療などで苦しんでいないか?子供が生まれたという話を聞いて、純粋にマウンティングをされてると相手が感じてしまわないか?」という所まで当然のように気を回していた。

 

だって、相手の状況を知らないで自分のことを喜々として話すのは無神経だろう?俺がもし不妊に悩んでいる立場だったら、友達から嬉しそうに子供を授かった話などあまり聞きたくないと思うだろうから。

 

という具合に、俺は友達に対して、常に「もし相手が自分だったら」という想像を働かせて付き合いをしてきたつもりだし、コミュニケーションする際も出来る限り相手が不快にならないように、声のトーンや抑揚、間などに人一倍気を遣ってきたつもりだ。

 

俺は自称HSPなので、面と向かった相手の気持ちに敏感になりやすいのだ。

 

が、それらを鼻で嘲笑うかのように図太いというか、他人のことを全く考えない奴が周囲に何人かいたのだ。

 

■以下、一例

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・承認欲求の塊で散々聞いてもいない自慢話を周りにする癖に、人から自慢話をされると露骨にイライラしたりふて腐れたりする奴。

 

・集団の中で自分が落ち込んでいる時に周りから散々気を遣われたことがあるのに、自分は他人が落ち込んでいようが一切気にも留めない奴。

 

・男女が複数人入り混じったコミュニティで、特定の女と仲良くなっている様子をわざわざ周囲に匂わせて変な優越感に浸ろうとする奴。

 

・飲み会でイジリの延長で誰かをこづいたり、首を締めたりする奴。

 

・ほぼ初対面なのに盛り上がる為だけに、その場にいる誰か、いない誰かをゲラゲラ笑いながら貶める奴。

 

・自分で宴会を企画しておきながら人に毎回予約を丸投げして労いすら全くしない奴。

 

・自分は何人か人を集める時に相手をえり好みするのに、いざ自分が他の誰かの集まりに呼ばれないと仲間外れにされたことが耐えられず露骨にキレる奴。

 

・自分のコミュニティ内評価や意中の相手からの評価を上げる為に恣意的に特定の誰かの悪評を捏造して秘密裏にバラまく奴。

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まあ色々なコミュニティで色々な奴がいたんだが、大体こういう奴ら(大抵の場合は上記要素の複合型が多い)に対して、俺は最終的には毎回ブチギレてきた。

 

そういう奴らにもイイ所や一緒にいて楽しい面もあったのだが、やっぱりネガティブな部分に長年晒され続け、その中で一際あまりにも酷い態度を取られたりすると、我慢の限界を越えてしまい、面と向かってその場で大声で相手の非を責め立てブチギレてしまう。もしくはソイツのすぐ真横の壁を思いっきり殴りつけたり、物をブン投げたりしながら大声でブチギレる。毎回そういう感じだった。

 

で、そのブチギレた相手以外にも周囲には、俺が何もネガティブな感想を抱かない普通の人達もいたりするのだが、激昂し、般若の如くブチギレた俺を見て大体ドン引きしてしまい、あるいは、ブチギレられた奴が、その場に周囲にいた人間・いなかった人間関わらず「キレたアイツがいかに悪いか」というのを後々捻じ曲げて伝えていくのだ。

 

で、俺は、その出来事について過ぎた後に周囲に話すことは、女々しいし情けないと思っているのでイチイチそれに対して反論や弁明を一切しないでいた。

 

なんだか物凄く損な性格だと我ながら思うが、そういうブチギレ対象の奴に対して、事前に周囲の人間達に根回しして排除するというのは、凄くイヤだったので俺はしたことがない。

 

そして、俺がキレた場面を目の当たりにして、あるいはキレられた当事者から捏造話を聞いて俺から人が離れていくのだとしたら、そいつらは所詮その程度の奴らだったから別に縁が切れてもいいやとも思っていたのだ。

 

そうこうしていたら本当に縁切れまくって、気付けば5年間くらい孤独になってて草。

 

きっと、中にはブチギレた俺に対して「よく言ってくれた!」と思ってくれた人も少数いたかもしれないが、多分オレのキレ方が例外なく酷過ぎるので、それ以上に「うわこいつヤベー奴じゃんもう二度と関わりたくない」と思われてしまったんだろう。

 

ちなみに、俺がキレるような人間は物凄く孤独体勢が低く、常に誰かしらと群れていないとダメな雑魚イキリタイプが大変多かったので、表面上だけ見るときっと今も充実してそうに見えるだろう。(いずれ周囲から見放されることを俺は切に願っているが)

 

だけど、キレたことは一度も後悔したことがない。

 

という自分の性格上、もうこういう奴らとの関わり合いはイヤなので、気付けば、新しい人間関係を築こうとも中々思えなくなってきた(経験上、10人いればその中に1~2人ぐらいはこういうブチギレ要素を持った奴らが出てくる)し、孤独に慣れてしまったことでより一層オレの沸点は低くなっていっているような気がする。

 

・俺と相手とで同じようなレベルで思いやりを持ち合える。

・他人の言葉に惑わされずに自分の目で見て耳で聞いて調べて物事を判断ができる。

・似たような話題でそこそこ盛り上がれる。

 

上記の点さえ合えば、新たな友達と長い間仲良くやれるのかもしれないが、そんな人がいるのか甚だ疑問だ。